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更新日 2017年8月26日

知っておかないと損をする設備機器の選び方②


新築時にガス会社の強烈なプッシュを受けて設置した

コージェネレーションガス給湯器から水漏れがするようになったBさん宅。

 

「使って12年だし、そろそろ交換時期かな?
でも、修理で済めば助かるな。」

 

と、都市ガス会社に修理を依頼したところ、

 

「修理だけでも結構な費用がかかります。
10年保証もきれていますから、今後の故障修理の費用を考えると
交換をおススメします。」

と言われました。

 

そこで、交換工事の見積をお願いすると、
「概算見積りになりますが、130万円程でしょうか。」
との回答!!(実話です)

 

給湯器の交換工事って、そんなに高いの?!

 

エコウィル
(メーカーHPより)

 

こんにちは!
新築・注文住宅、リフォーム(増改築)で、あなたの期待に応えます。

 

自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
快適住宅アドバイザー&ホームインスペクター(住宅診断士)の肥田です。

 

前回も書きましたが、

住宅設備機器にはスタンダード型や最新型があり、
どんな設備機器にもメリットデメリットがあります。

それらの特徴をキチンと理解して、設備機器を決めたいものです。

 

なぜなら、見た目で決めたり、住宅会社任せにしてしまうと
10年後、20年後に想定外の出費に迫られるコトになるからです。

 

前回のトイレに続いて、今回は給湯器について考えてみたいと思います。

 

給湯器には、
オーソドックスなガス・石油給湯器・電気温水器など、単にお湯を沸かすモノから、
お湯を沸かすと同時に、床暖房まで賄う暖房機能付き給湯器、
エネファームやエコウィルなど、「発電+給湯」というコージェネレーションシステムなどがあります。

 

この10年間で人気なのは、

エアコンのように大気の熱を回収して熱効率を高めてくれる電気型の「エコキュート」、
これまでは放出していた排熱を、予熱として使用する「潜熱回収式」給湯器
ガス型の「エコジョーズ」、石油型の「エコフィール」という
エコ給湯器を選ばれるご家庭が多いですね。

 

いずれの給湯器も寿命は、おおむね10年です。
ですから、給湯器メーカーは延長保証期間を10年に設定しています。

 

基本的に、使い始めて8年過ぎて水漏れが起きた給湯器は、修理ではなく交換がオススメです。

 

なぜなら、新品にすれば不具合の心配は必要ありませんし、また保証も付きます。
10年を越えた給湯器は、保証もありませんし、点検保守も有償で、結構な費用が掛かります。
維持管理の費用対効果を考えると交換した方が経済的といえるからです。

 

さて、給湯器の交換に概算で130万円と言われたBさん。
想定外の費用が発生してしまった原因は、新築時の給湯器選択にあったようです。

 

停電時のことを考えて、ガス給湯器を希望したBさんに、
ガス会社が提案してきたのが、

 

ガス発電・給湯暖冷房システムのエコウィル。

 

発電により自宅の電気代もまかなえて、
発電時の排熱でお湯も沸かせて、
そのうえ、床暖房や浴室暖房乾燥機まで使える。

 

と、メリットばかりに目がいってしまったそうです。

 

反面、デメリットとして

 

お湯を使わないと、思ったほど発電しない。
ガス代が高くなった割りに、電気代が下がらない。
給湯器自体が高価。

 

などが挙げられます。

 

Bさんは、
ガス会社のオプションサービスもあって、エコウィルに決めたそうですが、
床暖房を使う冬季には、「ガス代が月4万円以上かかる時もあった。」ことから、

 

「確かに便利ではあったけれど、エコウィルにして良かったかとか聞かれると、何とも言えない。」
とのご感想でした。

 

現在、新しいエコウィルに交換するか、
エコウィルから別の経済的な給湯器にするか、検討中です。

 

1つの給湯器で給湯・発電・床暖房・乾燥までまかなえるのは、
確かに便利です。

ただ、そういう機器は、製品も工事費も高価です。

 

床暖房に限定すれば、エコウィルを設置する費用で、
エコジョーズ給湯器+お宅の床を全て故障などしない
無垢フローリングに出来ちゃいます。

 

給湯器は10年周期で交換が必要な住宅設備機器です。
だからこそ、メリットばかりでなくデメリットや、
自宅に導入した場合のランニングコストまで確認して決めたいものです。

 

ヒダモクは、つくば市を中心に、
手に触れるところは、地元の無垢の木や珪藻土・クロス・畳など
自然素材の内装材を用いた木ごこちいい家づくりを提案しています。

 

「自然素材」が健康にも環境にも良いことは、何となくわかっていても
「自然素材の家は高い!」と思っている方は、とても多いです。

 

あなたもそうかもしれませんね。

 

しかし、費用対効果を考えると、
自然素材の我が家って、実は「お得」なんです。

 

そんな情報や、家族みんなが安心して暮らせる家をつくるための知識、
また、一般には知られていない建築業界の情報を発信しています。

 

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