ヒダモク Home > ブログ > バリアフリー > 高齢者向け住宅リフォーム成否のカギ
ブログ
更新日 2017年10月21日

高齢者向け住宅リフォーム成否のカギ


最近、高齢になられた方が住むお宅についての相談を受けることが多くなりました。

 

30代40代で我が家を建てられた当時は、何の不便さも感じなかったけれど、

 

70代、80代になり足腰の衰えから感じる様になる「暮らしにくさ」、
床材の剥離などに代表される建物の経年劣化が相まって、

 

「暮らしにくい」と感じている方は少なくありません。

 

内閣府の団塊世代の意識に関する調査では、8割以上の人が
「今住んでいる家に住み続けたい」と回答しています。

 

そんな希望を叶えて、
高齢者が、これからも今住んでいる家で快適に住み続けていくには、

リフォーム(リノベーション)が欠かせません。

 

ただし、不具合箇所を直すだけの「部分リフォーム」はお薦め出来ません。

 

高齢者が住む住宅をリフォームするの場合、
より快適に暮らしていくためには、3つのリフォームを一度に行う事が重要です
 
BeforeAfter

 

こんにちは!
新築・注文住宅、リフォーム(増改築)で、あなたの期待に応えます。

 

自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
快適住宅アドバイザー&ホームインスペクター(住宅診断士)の肥田です。

 

普通の住宅リフォームの場合、
トイレや風呂など、不具合を感じる箇所を、個別に部分リフォームしてしまったりしますが、

 

高齢者のためのリフォームを行う場合、部分リフォームはお薦め出来ません。
なぜなら、これからの「生活動線」が考えられていないからです。

 

間取りを変更しない「部分リフォーム」の場合、
トイレや浴室が老人室から遠いなどの問題が、
改善されないままになる傾向が強いからです。

 

高齢者が暮らし易い住宅にリフォームするには、
間取りの変更など、これまで以上に使い勝手を向上させる
リノベーション(大規模リフォーム)工事をお薦めします。

 

リノベーション工事をすることで、
より快適に暮らしていくための3つのリフォーム工事も一緒に行う事が可能になります。

 

その重要な3つのリフォーム工事とは、
 

・断熱リフォーム、
・耐震リフォーム
・介護リフォーム
です。

 

〇断熱リフォーム
築30年を越える住宅には、残念ながら今の住宅と比べて断熱性能が殆どありません。
現在の基準にあった断熱工事をすることで、

生活空間を一定の温度に保つことが出来ます。
断熱性能が向上すれば、冷暖房などのエネルギー費用の節約も出来ます。

また、家全体を断熱かすることで、家の中の温度を安定させることがでします。
ですから、廊下や脱衣所の冷え込みで、血圧が急激に上下し、心筋梗塞などを起こす
ヒートショックの予防にもつながります。

 

〇耐震リフォーム
築30年を越える家は建築確認許可を受けた住宅でも、
 

建物西立面は壁ばかりだったり、南側は広縁でほとんど壁が無かったりなど、
地震による建物の捻じれも抵抗する耐力壁がバランス良く配置されていない住宅が少なくありません。
 

壁を工事する断熱工事と一緒に行うことで、耐震バランスの良い家にすることが出来ます。

 

〇介護リフォーム
介護リフォームには、高齢者が家の中を移動し易いように、
 

①手すりの取付け、②段差の解消
③引き戸等への扉の取替え撤去、④洋式便器等への便器の取替え
などを行います。
 

介護リフォームには自治体から最高20万円の助成制度も有ります。
 

ただし、普通の住宅の廊下幅は約78cmです。
ここに手摺を取り付けると、通路幅は約70cm程度になってしまうので、
車イスの利用は困難です。
 

高齢者が暮らし易い家とは、空間に余裕を持たせることが大切です。
 

間取りの改善も出来るリノベーションをすることで、
窮屈な住空間から、ゆとりある住空間へ生まれ変わらせることが出来ます。

 

また、部分リフォームでなく、家全体を見直すリノベーション工事なら、
いまは必要のない手摺でも、必要になった時のために、あらかじめ下地を入れておくなど、

 

「転ばぬ先の杖」という対策を講じておくことが出来ます。

 

日本人の2015年の平均寿命は、
男性:80.75歳、
女性:87.05歳まで伸びているそうです。

 

90代になっても、自宅で快適に暮らし続けるためには、
50代、60代のうちに自分の老後のためのリフォーム(リノベーション)を
考えはじめてみてみても早くはありませんね。

 

 

ヒダモクは、つくば市を中心に、
手に触れるところは、地元の無垢の木や珪藻土・クロス・畳など
自然素材の内装材を用いた木ごこちいい家づくりを提案しています。

 

「自然素材」が健康にも環境にも良いことは、何となくわかっていても
「自然素材の家は高い!」と思っている方は、とても多いです。

 

あなたもそうかもしれませんね。

 

しかし、費用対効果を考えると、
自然素材の我が家って、実は「お得」なんです。

 

そんな情報や、家族みんなが安心して暮らせる家をつくるための知識、
また、一般には知られていない建築業界の情報を発信しています。

 

「安全・安心・快適な家が欲しいけど、自然素材は高い?」
と思われているあなたは、こちらの資料をぜひお読みください。

 

資料請求はコチラからどうぞ。

 

家造りを考え始めたばかりの方は、迷うことも沢山あると思います。
そんな皆さんには、

 

「知っ得!納得!!家造り」メールセミナーをご用意しています。

 

家造りを基本から学びたいという方は、コチラをご活用ください。

 

 

無垢の木と自然素材でつくる、木ごこちいい「家」
-新築木造注文住宅・リフォーム-Hidamoku-
つくば市・土浦市・下妻市・常総市・つくばみらい市・牛久市・
阿見町・かすみがうら市・石岡市・桜川市・筑西市

↓関連性の高い記事↓

現場見学会で、一番チェックすべきことは?

  こんにちは! 自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、 住宅アドバイザーの肥田です。   週末の13日(土)と14日(日)、竣工したI様邸をお借りして、 「完成現場見学会」を開催しま...... 続きを読む→

つくばで「土地探し」から賢くマイホームを手に入れるには

マイホームを計画するにあたり、 「土地探し」から始める方が、 我が家を手に入れるには2通りの方法があります。   其々にメリットデメリットがありますから、 それを十分に理解して自分達には何方が合っているか見極め...... 続きを読む→

つくばで家を建てる(直す)なら、足から暖かい家が良いですね

ヒダモクに問い合わせ下さった方に、 「家造りで一番気にすることと、その理由をお聞かせいただいたら、   「今の家が寒いので、足から暖かい家を探しています。」 とのお返事をいただきました。   「足から...... 続きを読む→

「素晴らしい家をありがとう」 のお言葉をいただきました。

こんにちは! 自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、 住宅アドバイザーの肥田です。     「木の家で自然を感じながら暮らしたい。 季節に応じた快適な生活を実現したい。」  ...... 続きを読む→

悲惨な事故をなくす、素材選び&器具選び

11/6に東京神宮外苑で起きた木造展示物の火災。 亡くなられたお子さんには、心からご冥福をお祈りします。   事故の詳細が明らかになっていくにつれて、 あらためて「無知は罪」だと思います。   実は、...... 続きを読む→

病気になりやすい家、健康になってしまう家

新居に引っ越したら、病気がちになった。 リフォームしたら、目が痛くなったり、吐き気がしたり…。   あなたのご家族やお知り合いに、そんな経験をされた方いませんか?   快適な毎日を求めて、家造りをした...... 続きを読む→
お問合せ 資料請求

最近の投稿

アーカイブ

カテゴリ

お客様の声

  • つくば市
    TY様
  • つくば市
    OM様
  • 自然素材のバリアフリー住宅

    土浦市
    OK様
  • つくば市
    FY様様
  • 山小屋風リフォーム

    牛久市
    AA様
  • スタディカウンター

    つくば市
    RK&SK様
↑Top↑