ヒダモク Home > ブログ > キッチン > ステンレスVSジンダイ、あなたはどっち?
ブログ
更新日 2016年9月14日

ステンレスVSジンダイ、あなたはどっち?


新築でもリフォームでも、
「キッチン(天板)は、ステンレスより人造(人工)大理石が良い。」
と、憧れを持つ方が多いです。

 

あなたは、どちらがお好みですか?

 

打合せの時、ショールームにご案内した時、必ず受ける質問があります。

 

「ステンレス(天板)と人造(人工)大理石(天板)、どちらが良いですか?」

 

ですから、ステンレスと人造(人工)大理石のメリットデメリットについて考えてみたいと思います。
ぜひ、キッチンの天板選びの参考にして下さいね。

 

リフォーム

 

こんにちは!
新築注文住宅、リフォーム(増改築)で、あなたの期待に応えます。

自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、
快適住宅アドバイザーの肥田です。

 

国内の主要な住宅設備機器メーカーのキッチンの場合、天板は、
ステンレス製か人造(人工)大理石製の2つに分かれています。

 

以前と比べて、人大天板のキッチンは価格もリーズナブルになり、
大理石天板を選ぶ方が増えてきました。

 

□ステンレスのメリットは?
 

・水や熱、錆に強い。
・汚れに強い
・衛生的で臭いもつかない
・流し(シンク)とのシームレスな接合
・人(造・工)大(理石)天板に比べて経済的
などが挙げられます。
 

アールステンレスキッチン
 

□ステンレスのデメリットは?

 

・無機質な雰囲気、高級感に劣る
・経年変化で光沢が無くなる
・「もらいサビ」が付きやすい。などでしょうか。

 

人大(ジンダイ)の高級感や風合いと比べると、
ステンレスは好き嫌いの好みの違いが出てきます。
 

また、ステンレス自体は錆びにくい素材ですが、
鉄の中華鍋などを天板やシンクに長時間放置しておくと、
鍋の錆などが付着して錆が発生してしまうことがあります。

 

もらい錆が付くと錆を取るのが大変なので、注意が必要です。

 

次に、人造大理石(人工大理石)です。
 
私たち建築に携わる人間は、通称「ジンダイ」と呼んでいます。
見た目が大理石のように高級感のある天板のことですね。

 

ちなみに「ジンダイ」には、人造大理石と人工大理石があります。
この二つの大理石、実は似て非なるものです。

 

どう違うかというと、
・人造大理石:天然の大理石を粉砕し、セメントや樹脂で固めた半人工素材。

 

・人工大理石:アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人工素材。
です。

 

国内主要メーカーでは、
TOTOやLIXILなど多くの主要キッチンメーカーが人工大理石です。
タカラスタンダードとトクラスは、人造大理石のようですね。

 

なお、人工大理石ですが、
ポリエステル製よりもアクリル製の方が汚れに強く、耐候性・耐衝撃性に優れているようです。
その分、価格もアクリル製の方が高価です。

 

メリット・デメリットは、人造も人工もほぼ同じです。

 

□人大(ジンダイ)のメリットは?
 

・色やデザインが豊富。
・インテリアになじみやすい。

などが考えられます。

 

人大の魅力は多彩なデザインです。
石目調、砂目調のデザインやマットでツルツルな質感まで、色・デザインともに種類が豊富です。

 

だから、キッチンやダイニングのインテリアに合わせやすく、
「オシャレなキッチン」をつくることが可能です。
 

家族が集うLDK
 

□人大(ジンダイ)のデメリットは?

 

・熱や液体のシミで変色を起こす。
・固くて重たいものを落とすと、天板が割れることがある。
・経年変化と紫外線の影響を受けて変色する。
・傷がつきやすい。
・鍋など放置しておくと「もらい錆」がつく。
・燃える。

などが考えられます。
 

人造(人工)大理石は、時間の流れと共に、紫外線の影響を受けて変色します。
紫外線は太陽光だけでなく照明器具の灯りにも紫外線があります。

 

ホワイト系の天板なら、若干黄ばんでいきます。
濃色系は、クレンザーなどで磨くとうっすら白く変色することがあります。
研磨して汚れを落とすお手入れには注意が必要です。

 

ステンレスも同じですが、年数を経るごとに細かい傷がつき、
素材の中に汚れを残してしまいやすくなります。
変色もそうですが、長く使うと汚れなどが目立ちやすくなるので注意が必要です。
 

もらい錆については、

ステンレスにせよ人造大理石(人工大理石)にせよ、
使用した鍋をキッチンの天板やシンクに長時間そのまま置かないようにしましょう。

 

また、人造(人工)大理石は燃えます。
不完全燃焼により一酸化炭素等の有毒ガスが発生します。
万一火災が発生し、天板に火がうつった際は非常に危険です。
ご注意下さい。

 

いかがでした?

 

ステンレスと人造大理石の天板のメリット・デメリットについて
お分かりいただけましたでしょうか。

 

我が家に合ったキッチンを選ぶには、
ステンレス、人造(人工)大理石、それぞれの特長をよく知る事が第一歩です。

 

参考にしていただければ嬉しいです。

 

いまや、お宅に使うキッチンや浴室の色や柄まで、
カタログやネット画面で確認できる時代です。

 

しかし、
契約前にキッチンやお風呂などの水周り設備機器は、
必ずあなたの目で見て、触れてから決めるべきです。

 

毎日使う場所ですから、「人大にすれば良かった。」
なんて後悔して欲しくありません。

 

ご自身で確かめられた方ほど、納得して決断します。
納得は満足の第一歩です。

 

だからヒダモクでは、オーダーメイドキッチンや、お施主さん支給など以外は、
住宅設備機器は、ショールームなどで必ず確認いただくようにしています。

 

 

ヒダモクでは、地元の樹と自然素材を用いた
木ごこちいい家づくりを提案しています。

 

「自然素材」が健康にも環境にも良いことは、何となくわかっていても
「自然素材の家は高い!」と思っている方は、とても多いです。

 

あなたもそうかもしれませんね。

 

しかし、費用対効果を考えると、
自然素材の我が家って、実は「お得」なんです。

 

そんな情報や、家族みんなが安心して暮らせる家をつくるための知識、
また、一般には知られていない建築業界の情報を発信しています。

 

「安全・安心・快適な家が欲しいけど、自然素材は高い?」
と思われているあなたは、こちらの資料をぜひお読みください。

 

資料請求はコチラからどうぞ。

 

家造りを考え始めたばかりの方は、迷うことも沢山あると思います。
そんな皆さんには、

 

「知っ得!納得!!家造り」メールセミナーをご用意しています。

 

家造りを基本から学びたいという方は、コチラをご活用ください。

 

 

無垢の木と自然素材でつくる、木ごこちいい「家」
-新築木造注文住宅・リフォーム-Hidamoku-
つくば市・土浦市・下妻市・常総市・つくばみらい市・牛久市・
阿見町・かすみがうら市・石岡市・桜川市・筑西市

 

↓関連性の高い記事↓

大黒柱は我が家のシンボル、家族の心のよりどころ!

こんにちは! 自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、 住宅アドバイザーの肥田です。   大黒柱のある家って、安心感を感じますよね。   先日、下妻市にある材木市場に資材を引取りに行った...... 続きを読む→

知っておきたい間取りプランの心得③ 子ども部屋編

  こんにちは! 自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、 住宅アドバイザーの肥田です。     間取りプランを考える際の、聞き取り調査で、 「子ども部屋、ドコにするかご希望あ...... 続きを読む→

良い環境だから、ホタルだって人だって元気に暮らせるんですよね!

こんにちは! 自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、 住宅アドバイザーの肥田です。   私の住む筑波山の麓には、ホタルが元気に暮らしている地域があります。   (榎田智司氏撮影) &n...... 続きを読む→

住宅会社選びで泣く人、笑う人

数年前の事です。 とても気になる新築現場がありました。   施工は茨城県内ではそれなりに名の通った中堅住宅メーカー。   その住宅メーカーがキチンと提案した上で、お客様が決断したのか、 提案もないまま...... 続きを読む→

その家ホントに欲しい家?つくばで、納得満足の我が家を手に入れる

コンパクトでも、無垢の木の床の気持ち良さを毎日感じながら暮らしたい!   そんな理想の暮らしを考えている方から、 「1000万円台前半で自然素材の家は出来ますか?」 そんな質問をいただきました。   ...... 続きを読む→

「犬走り」の違いは、夏の暑さの違い!

  こんにちは! 自然素材で木の家造り、茨城県つくば市のヒダモク三代目、 住宅アドバイザーの肥田です。     「犬走り」ってご存知ですか?   家の周りは、地面がむき出しのままだ...... 続きを読む→
お問合せ 資料請求

最近の投稿

アーカイブ

カテゴリ

お客様の声

  • つくば市
    TY様
  • つくば市
    OM様
  • 自然素材のバリアフリー住宅

    土浦市
    OK様
  • つくば市
    FY様様
  • 山小屋風リフォーム

    牛久市
    AA様
  • スタディカウンター

    つくば市
    RK&SK様
↑Top↑